Setting

最後の作業です。

ここまでくればすぐに運用開始です。

まずMT4を立ち上げ、左側にある「ナビゲーター」欄のなかにある「エキスパート」をダブルクリックして展開します。(+表示の部分をクリックでもOKです。)

するとEAが表示されているのが確認できます。

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大丈夫ですよね。

では、次は自分が取引したい通貨ペアのチャートを表示させます。
今回は「NZドル円」でやってみましょう。

上のメニューバーにある「ファイル(F)」から「新規チャート(N)」を、現れた通貨ペアを表示するボックスから「FX Yen」→「NZD JPY」を選ぶとNZドル円のチャートが表示されます。

こんな感じです。

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チャート画面のすぐ上にある、M1(1分足)、M5(5分足)、M15(15分足)、M30(30分足)、H1(1時間足)等々は、どの時間のローソク足を表示するかを選択するボタンです。
EAのトレンド判断機能(相場の動向を自動的に監視して発注する機能)を効果的に使うには30分足(M30)以上を推奨しますので、まずはM30をクリックして30分足チャートでEAを動かしてみてください。

ついでに1.真ん中のメニューバーにあるローソク足の種類を変更するボタンの真ん中をクリック、2.+ボタンのズームをワンクリックしてちょっと拡大し、3.ローソク足が自動的に時間とともに左側に移動するように左寄せボタンもクリックして、見やすくしてみましょうか。

こんな感じになると思います。

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そして、最後の仕上げ、EAのセッティングです。
今回はNZドル円は買い(Bull)がスワップのつく売買方向なので、BullEAを開いたNZドル円のチャートの上にドラック&ドロップします。

するとこの画面が出てきます。

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全般タブはMT4をセッティングした際にちゃんとセッティングしていれば、この画像のように必要な部分のチェックボックスにチェックが入っています。(入っていなかったらチェックを入れましょう。)

そして、パラメータの入力をタブをクリックします。

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ここからはEAの実際の動きを決めるパラメータを設定しますので、各パラメータの内容を解説します。
(facebookにアップされている「新EA設定マニュアル」にも詳しく記載されています。)

「パラメーター」タブがEAでどういう取引をするのか、を決める大事な設定です。 各設定項目は2行構成になっていて、上に設定項目の説明、下に実際に設定する値になっています。 数値の設定については数字の上でダブルクリックをすると、その数値を上書きできるようになりますので、各設定項目に希望する数値に変更してください。

Lots:1注文あたりの取引量<初期値は推奨値の0.01(1000通貨)>
Trendモード(true/false):チャートのトレンドを判断させるかどうかの設定です。
Trueがトレンド判断オン、falseが トレンド判断オフです。
トラップ幅:これは1注文をどのくらいの間隔で行うか、の設定です。 PIPSという単位設定します。
慣れるまではドル円ベースの1PIPSは1銭の間隔と考えて下さい。
初期値は5PIPSになっていますが、リスクが大きいので20~25PIPSぐらいを推奨します。
利益幅:トラップ幅と同じくPIPSで設定します。ドル円ベース、1000通貨で取引した場合、1PIPSは10円の利益幅です。
こちらも最初は20~25PIPS(200~250円)ぐらいを推奨します。

Gard設定(pips):相場の急変動(数秒間に大きく下落など)時に無駄な発注をしないための設定です。
2~5PIPSぐらいで大丈夫です。(初期値の2~3PIPSぐらいで問題ないです。)
取引最大値:このEAを最大いくらまで稼動させるかの上限値です。 (トラップを仕掛ける最大値)
取引最小値:このEAを最小くらまで稼動させるかの下限値です。 (トラップを仕掛ける最小値)
注意!!>同じMT4内ではチャートが異なっていても同一通貨ペアに対してはEAの命令が有効になります。したがって、異なる通貨レンジで別のEA設定(例えば決済値の設定なし)で稼働させていても、一方のEAで決済値を設定していた場合、その決済値に達すると、その通貨ペア全てのポジションが決済されてしまいますので、注意してください。(よく解らなかったら、決済値を設定する通貨ペアは一種類だけにしてください。)

例えばNZドル円の取引をする場合、最大値を90.0、最小値を75.0、としたら90.0円から75円の間でEAが相場とチャートの動きを認識しながら自動的に設定した値で発注オーダーと決裁オーダーを繰り返してくれます。

事例としては、通貨量を1000通貨、トレンド機能オン、トラップ幅20PIPS、利益幅20PIPS、ガード設定2PIPS、最大値90円、最小値75円、ロスカットなし(ゼロ)をやるとこんな感じです。

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これで「OK」をクリック するとEAが動き出します。

EAがキチンと動いているかどうかは、チャート右上のニコちゃんマークが表示されているかどうかで確認してください。

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ニコちゃんマークが表示されていなければ、真ん中のメニューバーにある「エキスパートアドバイザー」(最新版は「自動売買」と表示)ボタンをクリックしてください。ニコちゃんマークに変わると思います。

はい、ニコちゃんマークが出てきましたら、その瞬間から実運用スタートです。
チャートの左上には、EAを設定した値が表示されていますよね。
ここまで来たら、あとはもう楽チン、MT4とEAが勝手に稼いでくれちゃいます。

ですが、最後にちょっとこちらも確認して頂いた上で本格運用を始めましょう

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