投稿者「yokoyama」のアーカイブ

【全員必読:情報の整理と10月5日時点での今後の対応方法】

<PEPPERSTONEの動向>
1.日本在住者の口座の新規受付は停止しており、12月31日までは既存口座での運用は可能だが、12月31日時点で保有ポジションは強制決裁を行う。
(このタイミングでの含み損は、「含み損」から「実損」へ確定)

2.日本在住者口座の現在のポジションを、日本の他のFX会社へポジションのまま口座ごと移管する手段はないか、と模索中ではあるが、実現は極めて難しい。

3.今回、12月31日にて強制決裁をし、口座を閉鎖することとなる対象の口座は、あくまで「日本在住」であり、「日本以外の在住者」であることが分かる資料があれば、日本非在住で手続きを行う。
なお、現時点で「日本以外の在住者」であることが分かる書類として、例示されているのが、現地の住所と宛名が分かる「3ヶ月以内に発行された銀行/カード明細、または公共料金利用明細書」である。

4.海外法人の口座へ現在の個人口座を移行させることは可能であり、その際には、下記リンクの「Account Type」で「Company Account」をお選び頂き、次のページ上にある日本語版法人口座開設申込書にて、既存の口座番号を記載し、既存口座のポジションも引き継ぎたい旨を申込書に記
述した上で、必要書類を添えて申込を行う。
https://pepperstone.com/open-account/step-1.php

その際に必要な海外法人の関係書類は以下のとおり。

・Certificate of Incorporation
・会社代表者が記載されたCompany Statement
(オフショア法人の場合は、Registered Agentが発行したCertificate of Incumbency)
・会社代表者全員の写真付身分証明書
(パスポート、運転免許書、または写真付住民基本台帳カード)
・会社代表者全員の住所証明書類
(住民票、3ヶ月以内に発行された現住所・お名前の載った公共料金利用明細書、
銀行取引明細書、またはクレジットカード利用明細書)

<今後の対応方法「Pepperstoneの口座の存続」>

1.日本以外の在住者であることを通知
日本以外の在住者の証明書類として、友人・知人の伝手を頼って海外の公共料金の請求書・領収書等の利用明細書を入手の上、適宜、加工を施す等の上、Pepperstoneに送付して日本以外の在住者として、口座の存続を求める。

2.日本在住者の個人口座(現在の口座)を海外法人の口座に移管
海外法人として口座開設申込書と必要書類を準備の上、現在の個人口座もポジションごと全て海外法人に移行させたい旨を記載し、具体的な個人の口座番号も指定する。

来年1月1日以降も、ASSETINCはIBとして存続できるので、PEPPERSTONEの口座を存続できた方には、引き続き、うちの開発陣含めてサポートさせて頂きます。

<今後の対応方法「口座の存続の可否無関係」>

1.MYFXでの口座開設と新たな口座番号でのEA作成および運用
NZのFX会社である「MYFX」にて口座を開設し、新たな口座にてEAの運用を行う。なお、口座開設用の専用リンクは以下のとおり、マニュアルはFBコミュニティ「ファイル」タブ内にあります。

http://www.myfxmarkets.com/account.do?method=openAccount&ibCode=620675

2.EAを停止させるかどうか、現在のポジションをどうするかを判断
今後、相場がどのように動くは、神のみぞ知る、という領域です。
口座を存続する手続きが出来ることが判明している方は問題ありませんが、そうでない方は現在のEAを動かしたままでいいのかどうか(取引レンジをより狭くしておくといった検討も必要です。)、現在のポジションを手動で決裁するか、設定のままとするか、の判断をしてください。

<参考:個人口座について>
現在、個人の口座存続の方法としては、海外の住所宛の公共料金の利用明細書を入手し、そこに在住している旨を主張できる形にして、Pepperstoneに送付するというのが有力と考えます。
また、その方法で個人口座を存続させ、12月31日の強制決裁を回避した場合でも、なるべくNZに所在のMYFXに口座を開設し、資金を移動させていく方が良策であるのではないかと考えています。

以上、10月5日時点の情報整理と今後の方向性について記載しました。
今回のPepperstoneのアクションは、今まで確認していたことと全く異なる内容でしたので、まずは情報収集と整理、それから具体的な対処方法について検討しました。

別スレッドでもお願いしましたが、まずは個人口座の存続をするためには何ができるのか、を考えていく必要があると思ってます。
また、口座を存続させることができたとしても、その内容が実態と合わない場合は、含み損の解消等ができた段階で、早々に撤退、もしくはメイン口座とはしない方向での検討が必要だと考える次第です。

以上、長文でしたが、あと3ヶ月間で何とか最悪の事態を回避できるように動いていきましょう。

MT4って一つの通貨ペアしか運用できないの?(いろんな種類の通貨ペアを運用したい)

MT4に組み込まれたEAは、MT4で開いた通貨ペアのチャート毎に動いてくれます。
ですので、豪ドル円の30分足チャートとドル円の30分足チャートを一つのMT4の中で開いて、それぞれにEAをドラッグ&ドロップして稼動させることが可能です。

基本的には開くチャートの数は何十も開くことができるので、そのチャートの数だけEAを稼動させることが出来ますが、ひとつのMT4(ひとつの口座)での最大発注数が200までとなっているので、ひとつのMT4で3通貨ペアぐらいまでが限度だと認識しておいて下さい。

もっといろいろな通貨ペアで取引したい場合は、順次、Pepperstoneのサイトにログインして「口座の追加(IB欄はassetincを指定)」をして頂き、複数の口座で運用する形になります。
なお、複数口座でMT4を運用する場合、MT4も複数インストールする必要がありますが、インストール先フォルダを指定する際に、指定先をそれぞれ変えておかないとすでにインストールされているMT4に上書きされてしまうので注意してください。

 

EAの設定でトラップ幅と利益幅の設定がイメージできないんですが。。

EAを設定していく中で、最大値や最小値というのはイメージできるんですが、トラップ幅と利益幅っていうのが何なのか、今ひとつイメージできない方も多いようです。

次のイメージ図を元に解説させて頂きますと、「買い.1」と「買い.2」、「買い.2」と「買い.3」の間が「トラップ幅」になり、「買い.1」と「売り.1」、「買い.2」と「売り.2」の間が「利益幅」になります。

イメージ図は、トラップ幅10PIPS、利益幅20PIPSのBullを運用している時の発注イメージになります。

 

YMrevo_IMAGE

 

「買い.1」、「買い.2」、「買い.3」、「買い.4」の間隔がそれぞれ10PIPSとすると、利益幅は20PIPSなので、「買い.1」の決裁位置である「売り.1」は「買い.3」と同じ値になるということです。
同じように「買い.2」の決裁位置は「買い.4」と同じ値の場所にくることになります。
(「買い.4」と「売り.2」は同じ値の位置)

我々のEAって普通のトラリピよりも何が優れている?

我々が使っているEA(エキスパートアドバイザー)は、マネースクウェア・ジャパンの「トラリピ」を進化させたプログラムになっています。

一般的なトラリピは、以下のイメージのとおり、相場が下落している局面でも買い注文を発してしまいます。

tra-repe

一方、我々のEA(正式名称は「YMrevoEA」といいます。)は、Bull(買い)については現在値よりも上方向にのみ、Bear(売り)については現在値よりも下方向にのみ、トラップ(イフダン注文)を仕掛ける仕様になっていますので、無駄な発注をしません。

また、トレンド機能が付加されているので、EAを動かしているチャートの動きを監視し、Bullであれば上昇トレンドに、Bearであれば下降トレンドにならない限り、発注を行わない仕様となっています。

 

YMrevo_IMAGE

YMrevoEAの動作イメージ(Bullの時には上昇トレンドの時のみ発注します。)

トレンド判断機能によって、無駄な発注とポジションを持つ必要がなく、相場が狙った方向と逆に動いた時の「含み損」を最小限に抑えるリスク管理機能が備わっているといえるプログラムになっています。

 

我々のMT4とEAを使った運用はマネースクウェア・ジャパンのトラリピと違いは?

【質問】
マネースクウェア・ジャパンのトラリピから入ったので、まだMT4に慣れていません。
クローズEAを使った場合、保有ポジションの決済オーダーは取り消さない…とのことですが、そのチャートを開きっ放しにしておけばいつかは決済される…という理解でいいでしょうか?

【回答】
マネースクウェア・ジャパンのトラリピとの違いで戸惑ってるとのことですが、我々がやっている運用環境はマネースクウェア・ジャパンがやってること、そのものです。
マネースクウェア・ジャパンはpipsを銭に変換しているだけですし、ポジションに対して必要以上の証拠金を求めてくるのは、「実際のポジションに必要な資金」と「会員に求める資金」との差分で産まれた資金を使って自分たちで運用するためです。

というご理解を前提にMT4とは何か?ですが、MT4は発注タイミングを見る「目」であり、発注ボタンをクリックする「手」なんです。

ですので、まだポジションを持っていない発注を、「発注したい値になったら発注ボタンをクリックするため」に「EAが組み込まれたMT4が常に稼働」している必要があります。それは「EAが動くためのチャートが開かれている必要がある」ということです。
そして保有しているポジションに対して発注を行い、pepperstone側に認識されれば、その発注は生きています。

マネースクウェア・ジャパンでも、トラリピ発注を取消した後も保有しているポジションに対して発注したものは生きてるおります。
なので、EAを取り消した後に、残ったポジションへの発注はチャートを閉じても残ります。
ですが、チャートを閉じると自分のオーダーの残り具合をMT4の下部にある取引欄で確認するしかなくなるので、あえてチャートを閉じる意味はない、と言っていいと思います。(どれだっけ?ってわかんなくなってしまいます。)

ということで、クローズEAを使った後に残ったポジションについては、そのままにしておけばトラリピの設定でなされた発注(買値より20PIPS上の値で決裁するとか)が生きてますので、ご安心下さい。

なお、マネースクウェア・ジャパンの口座を開設しておくと色々と提供される情報やトラリピそのものの考え方、セミナーへの無料参加などができますので、口座だけ開設しておくといいと思います。
(もちろん、口座を開設しても入金しないで問題ありませんのご安心下さい。)

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モバイル用のMT4アプリ

「スマホではPepperstoneの個別アプリを使ってますか?」、「複数口座をチェックしたいのですが、スマホ用のMT4ってないですか?」というご質問がありますが、MT4はスマホ用アプリもリリースされています。

アンドロイド用のMT4がこちらです。→アンドロイド用MT4アプリ
複数会社の複数口座を全部チェックできます。
ただし、EAの制御はできないので、相場のチャート確認の他、発注系は個別発注の取消しや決裁だけになります。

基本的には相場とチャート確認用ですね。
EA発注の発注線もチャート上で確認できます。

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クレジットカードでの入出金概要

海外のFX会社への口座の入出金は、クレジットカードでの処理が一般的です。
また、日本のFX会社と異なり、24時間対応で口座への金額反映されるのもクレジットカードでの入金になりますので、まずはこのクレジットカードでの入出金に慣れる必要があります。

「クレジットカードでの入金は理解できるが、出金というのはよく分からない。」というお声があがるのも当然ですよね。

クレジットカードでの出金は、「入金はクレジットカードで買い物をしたことと同じ、出金は購入した買い物をキャンセルしたことと同じ」ということでして、具体的なイメージ図はこんな感じです。

pepper_card

 

「んん?買い物したことと同じ扱い?ってことは、入金の度にカードのポイント付いちゃうじゃね?」と思われるアナタ、素晴らしいです!そのとおりです!

すでにバンバン入金して、楽天ポイントやマイルを貯めてらっしゃるメンバーの方多数です。
頻繁に出し入れすれば何かしらのチェックが入ると思いますが、適当に入金と出金の期間を開ければ、いつでもポイントを稼げるマシーンってヤツになる仕組みですよね。

これきっと、海外ではカードのポイントってのが日本ほど普及していないからだと思います。